「雨の日に車から降りるとき、どこに足を置いたらいいか迷う」
「駐車場に水たまりができて、子どもが帰ってくるたびに靴がびしょびしょ」
「新しい家を建てるなら、雨の日でも気持ちよく使える外構にしたい」
そんなお悩みやご要望を、本当によく聞きます。
実は、駐車場や外構の「水はけの悪さ」は、設計と素材の選び方で大きく変えることができます。今回は、その具体的な方法をお伝えする前に、まずなぜ水たまりができるのか、その原因からお話しします。原因を知ることが、後悔しない外構づくりの第一歩になるからです。
① 駐車場に水たまりができる、本当の理由
「以前から水はけが悪かった」「工事してから水たまりができるようになった」——こうしたお声の背景には、いくつかの原因が絡み合っています。
まず多いのが地盤や土質の問題です。鳥栖・久留米エリアは粘土質の土が多く、もともと水が地中に染み込みにくい性質を持っています。表面をコンクリートで固めただけでは、雨水の逃げ場がなくなり、低い部分に水が溜まりやすくなります。
次に水勾配(みずこうばい)の設計不足です。通常のコンクリートで駐車場を舗装する場合、雨水を流すために1〜2%程度の傾斜をつける必要があります。この傾斜が足りなかったり、方向が適切でなかったりすると、水が流れずに溜まってしまいます。
さらに下地の転圧不足も原因になります。コンクリートの下の砕石層がしっかり締め固められていないと、時間とともに地盤が沈下し、表面に凹凸ができて水たまりの原因になります。
水たまりはただ不便なだけではありません。車のドアを開けたとき、子どもが帰宅したとき、買い物袋を抱えているとき——雨の日のひとつひとつの場面で、じわじわとストレスが積み重なっていきます。
② 「水勾配をつければいい」だけでは解決しない理由
「じゃあ、傾斜をきつくすれば水はけが良くなるのでは?」と思われる方も多いのですが、実はそう単純ではないんです。
傾斜が急になればなるほど、乗り降りのときに足元が不安定になります。特に荷物を持っているとき、雨の日、足腰に不安がある方にとっては、急な傾斜は転倒リスクにもつながります。「水はけは良くなったけれど、使いにくくなった」という結果では、本末転倒です。
では、水勾配を緩くしながら水はけも良くするにはどうすればいいのか。ここで登場するのが、従来のコンクリートとは根本的に異なる発想の舗装材です。
③ 佐賀県でも取り扱い業者わずか4社。「DOTCON(ドットコン)」という選択肢
私たちが最近、特に注目しておすすめしているのが**DOTCON(ドットコン)**という透水性舗装材です。
DOTCONは、穴あき構造の専用パネルにコンクリートを流し込む、まったく新しい舗装の仕組みです。雨水を地中へ自然に浸透させるため、水勾配なしで水平な地面を実現できます。水たまりが発生しにくく、歩行者や高齢者にも安心な環境をつくります。
つまり、傾斜をつけなくてもフラットなままで水はけが解決できる。これが最大の特長です。
足腰に自信がなくなってきた方にとっては「勾配をきつくしたくない」というご要望にぴったり。子育て世帯にとっては「子どもが転ばないフラットな地面で、雨の日でも水たまりがない」という理想が叶います。
さらに驚くのが、Dotconの穴には滑り止め効果があり、自動車などが走行時にスリップするのを防ぎます。どのような車両が走っても必ず穴を踏む設計になっており、滑り止め効果を発揮します。雨の日の駐車場で滑りにくいというのは、毎日使う場所として本当に安心です。
現在、佐賀県内でDOTCONを施工できる会社はわずか4社。高取造園土木はその中で2番目に施工認定を受けた会社です。地元・鳥栖で、この新しい技術をいち早くお届けできることを、私たちはとても誇りに思っています。
④ 駐車場だけじゃない。庭・犬走り・アプローチにも広がる可能性
DOTCONが活躍するのは駐車場だけではありません。
庭では、水たまりができやすい低い部分に施工することで、雨のあとも快適に使える屋外空間が生まれます。ドット部分に砂利や土壌を充填することで、植物や芝、花なども植えることが可能です。コンクリートでありながら、緑を残せるというのは、お庭の景観にとっても大きな魅力です。
犬走り(建物の外壁に沿った細い通路)は、雨水が集中しやすく、水たまりや泥はねが起きやすい場所です。ここをDOTCONにすることで、外壁への泥はねを防ぎながら、すっきりとした見た目にすることができます。
アプローチでは、玄関へのアクセス部分をフラットに保ちながら水はけを確保できるため、小さなお子さんからご高齢の方まで安心して歩いていただけます。
「実際にどんな仕上がりなのか、見てみたい」という方には、高取造園土木のお客様駐車場の一部に、DOTCONを実際に施工しています。写真や説明だけではなかなか伝わりにくい質感や仕上がりを、実際に見て、触れていただくことができます。歩いたときの感触や、雨上がりの水はけの様子、駐車のしやすさなど、ぜひご自身で体感しにいらしてください。
「見るだけでも」「ちょっと気になっているだけで」という段階でも大歓迎です。まずはお気軽にお立ち寄りください。