前回の記事では、駐車場に水たまりができる原因と、水勾配なしで水はけを解決できる新しい舗装材「DOTCON(ドットコン)」についてご紹介しました。
「うちにも使えるかな」「新築の外構に取り入れたい」「リフォームで駐車場を広げるときに検討したい」——そんなふうに思っていただけた方に向けて、今回は具体的な活かし方・業者選びのポイント・長く使うためのメンテナンスまでをお伝えします。
① 新築外構で取り入れる場合
家を建てるタイミングは、外構を一から設計できる絶好の機会です。「雨の日でも子どもが濡れないように」「車2台分の駐車スペースを使いやすくしたい」というご要望があるなら、建物の設計と並行して外構の水はけ計画も一緒に考えておくことをおすすめします。
DOTCONを新築外構に採用する最大のメリットは、最初からフラットで水はけの良い地面を設計できることです。通常のコンクリートでは、水を流すために傾斜をつける必要があり、車の乗り降りや子どもの動線に影響することがあります。DOTCONなら水平な地面のまま雨水を地中に浸透させられるため、使いやすさとデザイン性を両立した外構が実現します。
また、駐車場1台分の面積で約250リットル(浴槽1杯分)の雨水を一時貯留できるというのも、ゲリラ豪雨が増えている昨今、心強い性能です。車2台分であれば、それだけの水を地面がしっかり受け止めてくれます。 Chukou
② リフォーム外構で取り入れる場合
「子どもが車やバイクに乗るようになって、駐車スペースが足りなくなってきた」というタイミングでのリフォームにも、DOTCONはよく合います。
特に足が痛いとか体力に自信がなくなってきたと思う方が気になるのが、駐車場の傾斜です。「水はけのために急な勾配をつけると、乗り降りがしにくくなるのでは」という不安をよくお聞きします。DOTCONであれば、その心配が要りません。フラットなまま施工できるので、足腰への負担が少なく、将来にわたって安心して使い続けることができます。
既存の庭や通路に部分的に組み合わせることも可能ですので、「全面リフォームではなく、まず駐車スペースの拡張だけ」という進め方にも対応しています。
③ DOTCONと通常コンクリートの違い
改めて、通常のコンクリートとDOTCONの違いを整理しておきます。
通常のコンクリートは、雨水を地中に浸透させる機能を持たないため、水を流すための傾斜(水勾配)が必要です。傾斜の設計や下地処理が適切でないと、水たまりやひび割れの原因になることがあります。
DOTCONは、コンクリート本来の強度を保ちながら、高い透水性を実現した舗装パネルです。雨水を地面に浸透させることで水たまりを防ぎ、滑りにくく、長期間高い耐久性を維持できます。また、穴のある構造で、通常の舗装工事より資材コストを18%削減できます。
見た目の面でも、穴の部分に砂利や植栽を入れることで、無機質になりがちなコンクリートの駐車場を、おしゃれで個性的な空間に演出することができます。
④ 業者選びとメンテナンスのポイント
DOTCONは現在、佐賀県内でも施工できる会社がわずか4社しかありません。
外構業者を選ぶ際に確認しておきたいのは、ただ金額や見た目だけの提案をするのではなく、住まわれる人の将来まで考えて提案しているかがとても大切だと考えています。そのため、現地調査を丁寧に行ってくれるかどうか、そして完成後のアフターフォロー体制が整っているかどうかです。
メンテナンスについては、DOTCONは耐久性に優れた構造により長期間使用でき、維持管理コストの低減にも貢献します。日常的なお手入れは、ほうきや高圧洗浄機で表面を洗う程度で十分です。穴の部分に砂利を入れている場合は、数年に一度の補充をおすすめしています。
雨の日も快適に、フラットで安全に、そしておしゃれに。DOTCONはそのすべてを一度に叶えられる、これからの時代の外構素材だと私は思っています。
まずはお気軽にご相談ください。現地を拝見しながら、あなたの暮らしに合ったご提案をさせていただきます。